将来のキャリアを描けない若手社員に、上司ができること
「将来どうなりたい?」と聞いても、明確な答えが返ってこない。
若手社員との面談で、そんな経験はないでしょうか。
一般社団法人日本能率協会が2025年8月に公表した「2025年度 新入社員意識調査」によると、将来のキャリアイメージを「描いている」「どちらかと言えば、描いている」と回答した新入社員は51.7%でした。
前年の61.1%から9.4ポイント減少しています。
一方、キャリアイメージを描いている人のうち、将来を見据えている期間は「3年先」が19.7%、「5年先」が35.6%、「10年先」が33.8%でした。
今回の結果から、調査対象者の約半数は、まだ将来のキャリアイメージを明確には描けていないことが分かります。
最初から明確な目標を求めすぎない
キャリアを考えることは大切ですが、将来の目標や理想の働き方を明確にするよう求めても、答えられない場合があります。
そこで、上司との面談では、将来の役職や目標だけでなく、現在の仕事で感じていることから対話を始めてみてはいかがでしょうか。
「○〇さんは~~が上手だと思うのだけど、昔から得意なの?」
「最近、少し自信がついた仕事はある?」
「どんな仕事をしているときに、やりがいを感じる?」
こうした問いは、本人が自分の興味や強みに気づくきっかけになります。
本人が自分の可能性を考え、選択できるように関わることでキャリア形成のきっかけが作れます。
幸來社では、若手社員の主体性向上やキャリア形成支援、1on1の質を高める管理職研修を通じて、一人ひとりの成長を支援しています。
【引用元】
一般社団法人日本能率協会「2025年度 新入社員意識調査」
公表日:2025年8月25日
調査期間:2025年4月1日~11日
対象:同協会の新入社員向け公開教育セミナー参加者657人



